2011年4月28日木曜日

Mac OSX シリアルターミナル


先日、良いTerminal ソフトがない、と書いてしまいましたが、ありました!
Roger Meier さんの CoolTerm を紹介します。



このソフトは REAL Basic (→REAL SOFTWARE) で作成されたソフトです。
REAL Basic は本屋さんで売っていた Ver 3 くらいの頃にライセンスを持ってました。
まだ現役なのか、、、と思ったら、今では Win/Linux/Mac のマルチプラットフォームに対応し、Web アプリまで作れる開発環境に進化していました。Basic でWeb アプリ、、、胸熱です。

肝心のCoolTerm ですが、とても Cool です。

基本的な使い方は
1) Options でシリアルポートの選択と通信設定を行う
2) Connect ボタンを押して通信開始
これだけです。

Options の画面



Raw Mode とLine Mode という2つのモードがあって、それぞれ次のような画面です。

Raw Mode:キーボードの入力が即座に送られるモード


Line Mode:リターンキーを押すと、送られるモード(Arduino IDE のシリアルモニタと同じ)


Connection > Send String から文字列や16進数のコードを送る事もできます。


さらに、HEX View モードでは、16進数とASCII を並べた表示ができます。


複数のシリアルポートを同時に開いたり、ログを取ったり、ファイルの中身を送ったり、Line モードの送信履歴があったり、欲しい機能は全て揃っているのではないでしょうか?

なんと言っても、無料ソフトなのが最高に Cool です。


(注)今回の通信画面の例は相手(Arduino)がエコーバック(送られた文字をそのまま返す)しています。通常、送信側が打った文字列は表示されません。送信側の文字列を表示させる場合は、Options のLocal Echo をON にします。


0 件のコメント:

コメントを投稿