2011年4月6日水曜日

Firmata 入門 1

前回、Arduino にFirmata のプログラムを書き込みました。
このFirmata ってなんでしょう?
(Arduino もそうですが、Firmata も読めないですね、、、私は「あるでぃーの」「ふぁるまーた」と読んでます。「ふぁーまたー」かな?)

簡単に説明すると、Serial 接続で Port をON/OFF したり、入力値を読む事が出来る、モニタプログラムです。
Serial ポートとしてPort 0, Port1 を使用するので、使えるのはその他のポートになります。
アナログ値を読んだり、PWM 出力することもできます。

これを使いこなすには、Firmata と通信するプログラムが必要です。
今回はPuredata 用のPduino を紹介します。


Puredata はMax/MSP のフリー版のようなソフトで、TETRASTYLE でもMake などのイベントで使用しています。
パッチと呼ばれる機能部品を線でつないでプログラミングすることができます。
Quartz Composer とも似ていますが、グラフィックに強いQuartz Composer、オーディオに強いPureData として使いわけています。
比較的簡単にOSC (Open Sound Control)、MIDI、シリアル などの通信が扱えるので、これらをPuredata で行い、OSC でQuartz Composer と連携するような使い方ができます。

このサイトから Pd-extended for Mac OS X をダウンロードします。
(現在のバージョンは0.42.5)

インストールはコピーするだけので、省略。
起動すると、かなり無愛想な画面が出てきます。



Arduino とPureData の連携については、『電脳Arduinoでちょっと未来を作る』が詳しいです。
数少ない、日本語のPureData 解説書としてもお勧めです。

Pduino は PureData のカスタムパッチです。Arduino を1つのパッチとして扱う事が出来ます。

このサイトからダウンロードします。(現在のバージョンはPduino-0.5beta8)
ソフトウェアではなくただの書類なので、適当な場所に解凍します。


解凍したフォルダから、arduino-test.pd を開きます。
(arduino.pd は他のファイルから呼び出して使います。)


これで準備ができました。

0 件のコメント:

コメントを投稿