Arduino は書き込みに使うUSBシリアル通信を使って Print デバッグをすることが多いですが、MIDI などの通信機能を実験する際には、液晶モジュールを使うと便利です。
Arduino にLCD(液晶ディスプレイ)モジュールを繋げてみましょう。
キャラクタ液晶という、ROM に入った文字を表示するタイプの液晶です。
秋月で買える SC1602 というのが定番です。
順を追って紹介します。
1. 液晶を選ぶ
私が使っているのは、
秋月:SC1602BS
かなり昔からある定番商品です。値段も随分安くなりました。(現在 500円)
バックライトLED が付いたタイプや20文字×4行タイプもあります。コネクタは14ピン (7x2)
秋月:SD1602VBWB
おしゃれな白抜きタイプ(笑)。(800円)
一回り小さく、コネクタが1列になっています。
(ピンが1列のタイプはブレッドボードで使えるので便利)
金属フレームが無いので、配線のフィルムがむき出しになっているのが難点。
千石電商:ADM1602K
赤文字/黒背景、ちょっとカッコ付けたかったので買ってみた。価格がやや高め。(1495円)
(3.3V 用もあるので注意)白文字黒背景もあり。
これらはすべて、Arduino IDE に付属のライブラリで使う事が出来ます。
(Hitachi HD44780 の互換製品)
2. 説明書のピン配置をよく読む
ネットの情報を参考にするときは、手元のパーツの付属資料と良く見比べてみましょう。
電源の+/- が逆だったり、ピン番号が逆向きだったり、そういう罠が良く有ります。
Top View / Bottom View (表/裏)なども要注意です。
3. 通信方式
8bit(データ線を8本使う)と4bit(2回に分けて転送する)の通信があります。
特別な理由がなければ D0-D3 の配線不要な4bit モードを使用します。
(つづきます)
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