2012年2月9日木曜日

極小液晶モジュール


aitendo 極小キャラクタ液晶(16x2)は、約5cm×2cm の液晶モジュールです。
小さいけど16文字 x 2行 で表示は同じ。バックライトもつきます。

Arduino の標準ライブラリで使用できます。

モジュール本体は安い(350円)のですが、フレキケーブルの変換基板は500円もします。
配線を直接ハンダ付けすれば良いのですが、楽をしたかったので、購入。



標準サイズ(?)の SC1602 シリーズとくらべて、こんなに小さい。
(SC1602 と、電源と GNDが逆になっているので要注意。)


購入時は期待していなかったけど、カナ文字もちゃんと入ってました。
小型Arduino 互換ボード ダ・ヴィンチ32U と組み合わせて使うと良いかも。

以前、カナ文字の紹介のときに作ったサンプルはIDE 1.0 に対応していなかったので、修正しました。

(2/12 追記) ケースに入れようとモニョモニョしてたらフレキ内部で断線してしまいました、、、


とりあえず、手配線で応急処置。変換基板の意味無し。

写真でケーブルは12本出ていますが、LCD モジュール上で配線すれば、8本に減らすことができます。(小さいので結構大変です。)

コメントに質問のあったバックライトLED ですが、パターンを追った所、単純にこのような配線になっているようです。

出荷時はJP4, JP5 がハンダでショートしていて、R8, R9 は空いています。
15, 16 番はバックライト LED のA, K に繋がっているだけなので、電流制限用の抵抗が必要です。

aitendo の説明では、JP4, JP5 のハンダを外して、R8, R9 に2.4Ω(4.2Ω) の抵抗をつけると「5V単一電源で使用できる」とあります。
モジュール上には、15(LED+), 16(LED-) 番と 2 (5V), 1(GND) 番を繋ぐジャンパが見あたらないので、別途配線する必要があります。

バックライト LED に流す電流のスペック上限(Absolute maximum ratings) は 60 mA です。写真の 4.7Ω の抵抗だと、少しオーバー (テスターによる実測で 約63mA) します。

定格 (Electrical characteristics) の上限は40mA なので、もう少し大きめの抵抗値の方が安全です。

(aitendo の写真にある 2.4 Ω+2.4 Ωだと小さい。ただし、文章では4.2 Ωになっている)

3 件のコメント:

  1. 教えて下さい。aitendoのページを見ると「5V単一電源へ改造」が書かれていますが、改造されてますか。それとも5vでバックライトは大丈夫ですか。

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    1. Shin さん
      この記事を書いた時は改造はしていませんでした。フレキが断線してしまったので、ついでに確認してみました。
      「5V単一電源」の意味が私もいまいち分からないのですが、+5V 以外の電圧が必要なわけではありません。15,16 番にLED のA,K が出ているので、電流制限抵抗をつける必要が有ります。そのためのスペースがR8, R9 です。ただし、この改造だけで 15, 16 の配線が不要になるわけではないようです。詳しくは記事に追記しましたのでご覧ください。

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    2. ありがとうございます。本日オーダーしたので、
      手持ちの5.1Ω抵抗等で試してみようと思います。

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