Arduino Uno で USB Host Shield を使うと、残りのI/Oピンがぐっと少なくなります。
ピンが足りなければ MEGA があるじゃない、、、ところが、Sparkfun の USB Host Shield は Arduino MEGA に対応していないのです。
この問題は、旧 Ethernet Shield の問題と同様、SPI の接続ピンが、Uno とMEGA で異なるためです。
Circuts@Home の USB Host Shield 2.0では、新Ethernet Shield 同様、ICSP の端子を使って接続しているため、MEGA でも使えるようです。
そこで、Ethernet Shield 同様、ICSP 端子からの配線を追加すれば、2.0 相当にすることができます。
Ethernet シールドのときにやったように、ジャンプワイヤを使っても良いのですが、今回は以前紹介した「たこ足シールド」を拡張して使ってみます。
このシールドの基板に使用しているボードはArduino 互換ボードで、ICSP の端子の位置も Arduino と同じです。
配線もされているため、ここに2x3 のソケットを逆さにつければ完了です。
USB Host Shield (リセット、電源 改造ずみ)<> たこ足シールド <> Arduino MEGA を重ねて、
USB Host Shield Library 2.0 付属のサンプルをいくつか動かしてみました。
とくに問題はないようです。ADK として動作させることもできました。
この組み合わせで常用する予定はないので、これ以上の検証は行ないませんが、Arduino MEGA 系で Sparkfun の USB Host Shield を使う方は参考にしてください。(Arduino Uno 系ではこの記事の内容は関係有りません)
また、USB Host Shield とMEGA が統合されたボード(Google ADK Board、RT-ADK ボード、Arduino MEGA ADK ボードなど)は、ピンの割当が異なるそうなので、これらのボード用に書かれたサンプルがそのまま動作するわけでは有りません。
(参考)
・Arduino MEGA をRT-ADK 化する試みを Kako.com さんが行なっています。
・Arduino USBシールドとADKボードの違いについて、BRILLIANT SERVICE さんが書かれています。
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