2012年8月12日日曜日

GR-SAKURA と楽しいチップはんだづけ


日本版Arduino こと、「GR-SAKURA」が先月末、若松通商より発売になりました。
ルネサス RX63N というマイコンを使用した、Arduino ピン互換のマイコンボードです。

Arduino との互換はソケットだけでなく、Arduino 文法で書けるWeb コンパイラと、Arduino 標準ライブラリの移植もされています。

メモリ容量(128KB)、動作クロック(96MHz)、IO の数(55) などは、Arduino より高性能、Ethernet やUSB Host の機能も使えます。

親しみやすいピンクのボードで初心者や女性などにアピールしていく予定なんですが、、、
まだまだ、サンプルや解説の類いが整備されておらず、「マニア向け」の域を脱していません。専用の解説本などがないので、かなり辛いと思います。

実は「プロデューサ」という名の先行ベータテスターを集めるイベントがあり、私も参加しておりました。
結局大したものは作れなかったのですが、このLED ボードはなかなかのお気に入り。
レベルメーターとして利用したり、デバッグの際にも便利。
右側の14個は Arduino でも使えます。(Arduino の場合、左側は6個だけ)



ベースにしているのは折れるタイプのユニバーサル基板。
本当は 16ホールユニバーサル基板 と言うらしい。100枚で買うと10×10の大きい板を渡されるので、好きなサイズに折って使う事が出来ます。


チップLED(こんなの) のリールは高いので買えませんが、チップ抵抗 (こんなの) は安いです。


チップ部品のはんだづけは、意外と簡単です。
足を片方ずつ、順番につけていくのがポイント。冷えて完全に固定されてからもう片方をはんだづけします。余分なリード(足)を切らなくて良いのがとても楽。


工具も普通のはんだづけと同じです。
小中学生のころから使っている工具たちです、、、

作業の様子を動画にしてみました。
このLED ボードをテーマにしたワークショップを企画中です。






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