2011年7月11日月曜日

Arduino に Ciao!


Make ブログで紹介されていた、Ciao (チャオ) というiPhone 用のソフトを試してみました。
Ciao はEthernet 経由で Arduino の値を表示したり、画面上のボタンを操作して ON/OFF をArduino に送ることが出来ます。

UI がなかなか凝っていて、CIAO SHIELD という仮想 LCD と仮想ボタンを iPhone の画面に表示します。これらを Arduino のスケッチで定義します。



ネットワーク設定も簡単で、Bonjour 対応。同じネットワークに繋いであれば、自動的に見つけてくれます。DHCP も使用可能です。
Arduino のEthernet Shield で使うのが基本ですが、USB Serial 接続でPC 上のProcessing ソフトと通信し、それを経由してCiao と通信することも可能です。

WiFi Router の有線ポートに、Ethernet Shield を直結して使うのが通常です。

家のルーターは有線ポートがないMobile ルーターなので、先日紹介した小型WiFi ルーターをブリッジモード(Ethernet Media Converter) で使用しました。



Analog 値を表示するサンプルや、画面上のボタンで LED をON/OFF させるサンプル、シンプルカウンターなどのサンプルスケッチが付属します。


サンプルスケッチは特にトラブルなく使えました(DHCP を使わなかったので、固定IPアドレスをスケッチ中に直指定)。デフォルトの設定だと2秒毎に表示をアップデートするので、値の追随が少し遅いです。(動画では 0.5秒に変更)
手軽さと引き換えに自由度が少ないのですが、OSC コントローラーアプリを使った通信では Arduino 側の値を表示することができないので、なかなか面白い手法だと思います。


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