2013年1月7日月曜日

USB BT ドングル シリアル通信アダプタ

ランニングエレクトロニクス さんの SBDBT を買ってみました。
USB Host に対応したPIC マイコン PIC24F64GB004(裏面) とUSB コネクタだけの大胆な構成。

自作BT USB アダプタでよく使われている PIC24F64GB002 (28pin)とはパッケージ違いで、IC のピン数は004の方が多い (44pin)です。
ただし、この基板から出ている端子は10pin のみ。(そのうち電源とリセットに3本割当ているので、IOとして使えるのは7本まで)。



初期状態のファームウェアは BTstack をベースにしたBluetooth <> シリアル変換。

シリアル通信のテストをしてみました。
・BT ドングルは Planex の BT-Micro4
・BT 側は Android アプリの S2 BT Terminal
・シリアル側は FTDI アダプタ (3.3V 仕様) 経由、Mac の CoolTerm を使用。
という構成。
(写真の Arduino Uno は3.3V の電源を取っているだけ。Arduino Uno と組み合せる場合は、5V 仕様の SBDBT5V が必要です。)

9600bps で接続。
このボードは、ハードウェアのフロー制御に対応しているとのこと。
とりあえず フロー制御なしでテスト。

TX(7番pin) とFTDI のRXI、RX(8番pin) とFTDI のTXO、GND の3本を接続。
電源の +3.3V(2番pin) とGND(3番pin) も接続。


Arduino ばっかり使っていると、フロー制御のことを忘れがちですが、フロー制御を行なわない場合は RTS(6番pin) とCTS (9番pin) をショートする必要があります。(つながなくても動作すると思いますが、何かの都合でCTS がHigh になると、SBDBT からの送信が停止されます。)

10番 pin はBT 接続中を示すインジケータ。接続中は High になります。
1-5番 pin は PICkit に対応したピンになっています。(1番pin と△を合わせる)
ボード上に2つあるLED は送受信を示すインジケータ(LED1)と、RSSI (電波強度)を示すインジケータ(LED2)です。

初期ファームウェアで通信アダプタとして、十分使えます。
その他、Wii リモコンや PS3 コントローラに対応したファームウェアやソースコードなどが公開されています。

後日、ADK ボードとして使用できるか試してみたいと思います。

2 件のコメント:

  1. BT ドングルも WiFi と戦えるくらい安価になりましたね。

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  2. WiFi のドングルをマイコンで使えれば、、、って、かれこれ12年くらい言ってますね、、、

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