2012年12月31日月曜日

極小 Linux マシン


世間では Raspberry Pi などが流行っている様ですが、いまいちピンと来なかったので、Linux ボードとして、「PQI Air Card」を買ってみました。

本来はデジカメにWiFi 機能を持たせるためのSD カードですが、このカードは最初からtelnet や FTP でアクセスできたり、既にハックもされまくってます、、、、

競合製品(Eye-Fi, Flucard, FlashAir など) と比べたときの一番の特色は、ストレージ用のメモリー部分がmicroSD カードのスロットになっていること。(4GB 〜32GB  のmicroSDHC カードに対応します。)

micro SD Card が付属しない単品モデルを購入。microSDHC カードは SanDisk のそこまで速くないほう
使い始めた当初、デジカメ(Fuji Finepix REAL3D W3) では普通に動くものの、カードリーダー(GREEN HOUSE GH-CRSDXC)で動作させたときに、micro SD 領域(/mnt/sd/以下) へアクセス(web ブラウザ, iPhone アプリ, telnet, FTP など経路問わず)をすると、カードがフリーズする現象に悩まされました。

その後、上記サイトの手順を踏んでFlucard の成果物を入れたり、autorun.sh を記述していったら、いつの間にか普通に動くようになりました。謎です。

無事に動作確認した後は、、、
(開けるとメーカー保証と技適の認証が無効になりますのでご注意を)




(ちょっと歪みが強いのはスマホのカメラでは追いつかないので、ルーペで拡大したため。)

気になるのはTX, RX のパッドですね。
WiFi からシリアル I/O できるようになるのであれば、、、

、、とか考える人は、素直にXBee WiFi を買った方が幸せになれると思います。



SSH でログインできるので、iPhone アプリvSSH Lite を使ってみました。
こんなところに広告出されると、お金払ってでも消したくなりますね、、、上手い。

SD の端子からIO が取れれば面白いのですが、できないんですかねぇ?

****同日追記****



RX, TX, GND のパッドから線を引き出してみました。
電源はSD の端子からとっており、3.3Vなので、IO も恐らく3.3V。

3.3V のFTDI アダプタを使用してブートのログをみてみました。
いろいろ試した結果、38400bps で接続できました。(8ビット、パリティなし、ストップビット1)

起動後、SSH でログインし、/dev/ttyS0 に対して
# echo hello > /dev/ttyS0

とやると、シリアル側にhello の文字が出力されました。

#cat /dev/ttyS0
でシリアル側に送った文字列を表示することもできました。

ちゃんとしたシリアル通信ソフトをいれれば通信できそうです。

(あまり良くわかってないです、、、)

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