2012年5月14日月曜日

Suica & PASMO 残額読み上げ


日本語 音声合成LSI ATP3011F4-PU を入手したので、作ってみました。
このIC はArduino Uno などに使われている、ATmega328 に音声合成エンジンを載せた、ちょっと信じられないプロダクトです(8bit マイコンですよ!?)。

シリアル通信でローマ字で送るだけで読み上げてくれます。しかも助数詞対応(1本、2本、3本を いっぽん、にほん、さんぼん と読ませることができる)。
MTM07 で売っていたそうなのですが、現在は秋月電子で購入可能です。

felica リーダーについては以前の記事に書いたものを使いました。
以前の記事同様、NeoCat さんのライブラリを使用。Suica/Edy の残額を読み出すサンプルを使って、残額部分だけをATP3011 に送るようにしました。

以前の記事には、PaSoRi.h の中の #include <Spi.h> をコメントアウトするように、とありますが、
Arduino IDE 1.0 で使う場合は、それに加えて #include "WProgram.h" もコメントアウトが必要でした。


felica リーダーからPASMO の残額を読み出す部分には、Arduino + USB Host Shield が必要なのですが、今回は鳥人間さんの Harpy Nano を使用しました。USB Host Shield と Arduino (Fio 相当)の機能を小型の1ボードにまとめたものです。

プログラムは NeoCat さんのサンプル(PaSoRi_Suica_Edy_Reader.pde)から、必要な部分だけを取り出したものです。
こちらにあげておきます。


3 件のコメント:

  1. harpyhack.com さんにも作例が載ってました。
    http://www.harpyhack.com/2012/05/13/作例-pasoriをつないでfelica読み取り/

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    1. じつは昨日、ADK勉強会で、Harpy 作者さんと同席してたのです。@ナノラボ。
      あっちの写真は産地直送です〜

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  2. 流石の組み合わせで脱帽です。
    私も、ATP3011は3月位に試してみました。
    Harpy Nanoは昨日入手し、先ほど自作シールドでのフルカラーLEDの動作確認をAndroidタブレットから出来たところです。

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