2012年4月28日土曜日

やすっぽいーの


秋月のC タイプ基板 で作った、Arduino互換機です。
この基板はArduino のシールドソケットの間隔とちょうど同じ幅です。
それを利用して、こんな感じでシールドを作る技を、最近知りました。
(すごい手間ですが、、、)

ということは、逆もできるんじゃ、、、
ということで、連結ソケットを曲げて作ってみたのが、上の写真です。

普通のユニバーサル基板そのものですが、「Arduino シールド互換」なので、実用性は抜群。


名前は、その見た目から「やすっぽいーの」と命名します。

これ用にATmega328p 買ったのですが、ブートローダー書き込み済みのATmega168 が手元にあったので、とりあえず使ってます。(ATmega88 にすればさらに安っぽく?)

実は、コネクタ類が高いので、見た目ほど安くはないです。
特に Akizukino こと AE-ATMEGA の基板が150円 なので、配線の手間を考えると、、、
いいんです。ネタなので。


配線数は多いのですが、作成自体は結構簡単です。
Pro っぽいduino と同様、Arduino pro と同等のシリアルコネクタを装備。
プログラム転送と電源端子を兼ねています。

強度はハンダ付けの腕次第、です。

昔よく有ったおもちゃとタイアップしている少年漫画(ミニ四駆とか、、)に出てくる貧乏キャラが、「買えないから自分で作った」みたいな感じがでてて、結構気に入ってます。

2012年4月27日金曜日

Arduino IDE カスタマイズ


Arduino IDE は「シンプル」そのものですが、不満なのがライブラリの管理機能がないことです。世界中のArduino ユーザーが作成する豊富なライブラリは、Arduino の重要な機能です。豊富なシールドとそれを扱うライブラリの組み合わせは、他のマイコンを圧倒します。

しかし、そのライブラリのインストール・アップデートは手動なのです。
指定のディレクトリにコピーするだけとは言え、結構面倒。

最近はADK 関連のライブラリをよく使うのですが、似たようなライブラリでも
複数の作者による、多彩なバリエーションがあるため、入れ替えながら使っています。

似たような機能のライブラリは、名称が被っている事が多く、同時に使えません。
となると、使わない方を一時だして、、、あれ、これはどっちのバージョンを使うんだっけ?

と、煩雑な管理を強いられています。
Arduino IDE から、使用するライブラリをOn/Off するくらいのことはやってほしいのですが、仕方が無いので、後ろ向きの解決策を考えてみました。

(以下、Mac 版の話しです。他の環境では異なるかもしれません。)
Arduino IDE はコピーするだけの簡単インストールで、複数インストールしても、問題はありません。これまでも、旧バージョンを使用する必要があったり、3つほどインストールしていました。

今回の提案は、もっと積極的に、同じバージョンを複数使用します。
ライブラリのインストール場所は ~/Documents/Arduino/libraries か、アプリケーションパッケージの中にあるlibraries フォルダと、衝突するライブラリごとにIDE のコピーを用意し、パーケージ内にライブラリをインストール。Arduino IDE ごと切り替える事にしました。

それだけだと、分かりにくいので、アイコンやアプリ名などをちょっといじってます。


1) アプリケーション名(Dock に表示される名前)
→普通にFinder で変更

2) バージョン (Window タイトルに表示される)
→version.txt を編集

アイコン右クリックで「パッケージの内容を表示」
Contents > Resources > Java > lib > version.txt

3) アイコン(Dock に表示される)
→processing.icns を編集(Xcode 付属の Icon Composer を使用)
Dock だけなら 128x128 のみで良い

アイコン右クリックで「パッケージの内容を表示」
Contents > Resources > processing.icns


Contents > Resources > Java > lib > theme にあるファイルをいじれば、ウインドウの色なども変えられるのですが、そこまでやると大変なので、とりあえずこれだけ。
(日本語対応といわれる次バージョンの噂も聞こえてますし、、、)

ひさびさの更新です。
知らぬ間に Blog システム(Blogger) の仕様が変わって何がなんだか、、、、